How Toデザインしよっ!

2024.05.31

生成AIを使おう! Copilotで会話しながら画像を作る。

今週の雨はすごかったですね。
次の日の朝は台風一過、秋の天気みたいに涼かったですね。

すぐ暑くなりましたけど。

というわけで、秋の画像を作ってみましょう。

ひきつづきCopilotです。
Copilotのプレビュー版は最近のWindowsならタスクバーの右隅にいます。
もしくは、WindowsについているブラウザBingからでも使えます。

前回も書きましたが、Copilotでは会話をしながら指示が出来ます。
一発で思い通りのものが出来なくても、それをもとに追加の指示を入れていけます。

僕はまず「秋の晴れ間のすがすがしい風景の画像を作って。」としてみました。
これも前回も書きましたが、お願い口調にする必要はありません^^
僕の気分の問題です。

で、出来たのがこちら。

思ったよりも深い秋っぽいのが出来ました。
僕としては青空、晴れている感じが欲しかったので、さらに「青空をつけ足してください。」とお願いしました。

するとこんな感じです。

なぜか山も足してくれましたが、さわやかな晴れまが足されました。

なかなか、思うどおりにはならないのですが、でも、なかなか素敵なものを作ってくれます。
あくまで、ざっくりしたリクエストをして、おまかせで作ってもらう感じですね。
そう、地球の事情をよく知らない宇宙人に作ってもらっていると思ってください。
生成AIたちは、理由や意味を考えては作っていません。

地球のことは何にも知らないに、超絶なデータ処理力で「それしらんけど、こんなんやろ?」を出してくれているだけです。

こんな感じで対話しながら調整していけますので、宇宙人と会話を楽しむつもりでやってみてください。

AIが苦手なこと

AIさんは、いわばものを知らないおバカなんです。
日本の秋が何なのか知らないんです。でも、ものすっごい大量のデータを分析して「秋ってなんか知らんけど、こんな感じかな」って作ってるんです。

それが、ものすっごい精度で当たるんです。

サイコパスです。
葬送のフリーレンに出てきた女の子の悪魔です。
「あれ?お母さんって言えばいいんじゃなかったっけ?」です。

だから、とても簡単な日本語がわからなかったりします。

たとえば「5本のバナナの束の画像を作って。」とすると、このようになります。
5本以外の画像もできていますね。
これでもめちゃめちゃ精度が良くなったんですが、我々が子供でも分かると思うことが、こんなに凄いAIさんがわからなかったりします。

ですので、この世に存在しないもの・・・というか、データとしてなさそうなものは苦手です。「首の長いワニの画像を作って。」としてみるとこうなりました。

なんか、急に絵本になりました。
なぜか魚たちとフレンドリーです。
一匹だけ、首が長いっぽいのが混ざってますね。

リアルなものが欲しかったので、リアルにしてもらうと。。。

やはりこうなりました。

そうです。「首の長いワニ」という文脈で画像をアップしている人はそんなにいませんよね。というか、存在しませんもんね。
これが、AIが「言葉の意味を理解してない」というところで、そして、データにないものは作れないってところです。

もちろん、プロのクリエイターさんなら生成AIの技術で思い通りのものが作れるのですが、それはもうプロのお仕事。
Design DIYでめざすのはあくまで、事業やサービスの情報発信であったり、店内のポップ、ちょっとした告知などのクオリティを上げることです。

時間がかかってしまえば本業圧迫するので、本末転倒です。
それはここでは取り扱いません。
本格的なプロを目指したい方は、そういう情報をYoutubeなりで探してみてください。

なので、思ったのとあまりにも違ったものが出てきたときは、あきらめましょう!

最優先すべきは「伝わる」かどうか。
そして「ささっとできる」かどうか。

もし画像1枚に半日、1日かかるなら、プロに発注しましょう。
その方が断然コスパ良いです。

生成AI面白いですけど、仕事でやる上はやりすぎないように気をつけましょう。
10分やって思ったものに近づけないならやめる、とか決めておくといいと思います。