How Toデザインしよっ!
このことについて書き始めると、言いたいことがいっぱい出てくる。
別に手書き、手描きが得意というわけじゃないし、デザインの仕事を始めてこのかたずっとデジタルなのですが、手作りと機械制とか、風合いとかそういう差じゃない差を感じてきた。
ちょっと面白い統計があります。
元ネタのサイトのリンクがきれているのでPR Timesさんの記事ページを貼っておきます。
『【惹かれるのはどっち?】商品の販促POP、78%がデジタルより「手書きの方が惹かれる」』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000978.000044800.html
商品の販促POPを見た際に、手書きとデジタルどちらに惹かれるか聞いてみました。
78%の方が「手書き」の販促POPに惹かれると回答しています。
中略
「温かみがあって良い」「人間味が伝わる」などの理由が多く挙がっていました。
調査機関が2023年10月26日 ~ 10月30日と最近の話です。
なかなかくっきりと数字が出ています。
もちろん、手書き万能というわけじゃなくって、何もかもが手書きが優位かと言えばそういうことではなくって、POPと限定しているからこその結果だとは思われます。
でもこの理由、人間味?暖かみ?
多分それは、そういう言語表現しかできなかっただけ、そうではないんだろうなと思ってます。
最大のポイントは多分、曖昧さです。
って、これは何に根拠もない、僕の妄想仮説ですが。
変な言い方になりますが、曖昧さが伝わりにくい・・・程よく誤解されやすいのが手書きなんだと思うんです。
逆を考えればわかるのですが、デジタルは曖昧であることが伝わるんです。
今どこが決めきれていないかが、今何があいまいなままになっているかが伝わってしまう。
秒針のある時計だと1分の遅れが気になるが、日時計だと気にならないみたいな、そういう効果があると思う。
UnsplashのTimo C. Dingerが撮影した写真
デジタルには正確さを求めたくなるんだろうか?
ともかく、POP表現としては手書きは最適なんです。
でもなー手描きなんて難しいよ!
と思っているあなた。
そんなあなたに、中阪先生をご紹介します!
自身は中華鍋をふるう中華の料理人でもあり、実際に自分の店舗を繁盛店にしたそのノウハウを教えてくれます。そのなかに、店内用のPOP術があります。
センス不要。
いや、もちろん、センスはあったに越したことないですが、自身がない方も大丈夫です。
誰でも実施できるノウハウを伝授してくれます。
神戸に来られる方でしたら、ときどきPOPだけの勉強会もされています。
メルマガとか登録してみてください。
いや、もちろん私もPOPっぽいものは作れますよ。
デザイナですから、むしろ得意です。
でも、中阪さんはそれを自分の店舗で繰り返し実践してきたその経験を持っているんです。そこが大きいですよねー。
事例
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